良質なクリーニング店

このページでは大切なスーツやシャツなどを長く愛用していただくために
意外と知らない良質なクリーニング店の見分け方を当協会独自ノウハウを基にチェックポイントでご紹介します。
ここに挙げる内容が全てではございませんが、一つの参考になればと幸いです。

Check Point 1

ジャケットのアームホール

ジャケットの表面は機械に通すことは出来てもアームホールに関しては形状的にもなかなか機械化が難しい箇所の一つです。そうなると、安いクリーニング店だとそのままプレスして終わりのお店もあると聞きます。しかしそういった仕上げを行うとどうなるかはご説明するまでもないかと思います。
 でもご安心下さい。当然ですが、手仕事での対応を行っていらっしゃるクリーニング店も数多くあります。
 お手元にあるジャケットのアームホールを一度確かめてみて下さい。
ちゃんと手仕上げで立体的に仕上がってますでしょうか?

ジャケットのアームホール1
ジャケットのアームホール1

Check Point 2

女性物ならブラウス、男性物ならダブルカフスシャツ

ジャケットと同様でブラウスやダブルカフスのシャツも機械でのプレスが難しい商品となります。当然ですが手仕事でのプレスとなるわけですが、そこでの差が出やすい商品でもあります。
 お手元にあるブラウスやシャツのカフスを一度確かめてみて下さい。
ちゃんと手仕上げで立体的に仕上がってますでしょうか?

ブラウス
カフス

Check Point 3

スラックスの股

皆さんの中でジーンズの色落ちを楽しむ方はいらっしゃいますでしょうか?きれいに色落ちをさせるためには耳と呼ばれる生地の継ぎ目の加工が大量生産向けの脇割り加工ではなく力織機で生産されたセルビッジ生地になっている方が耐久性ときれいな色落ちを楽しめますよね。
実はスラックスの場合も似たような事が言えるのです。
股の仕上げ方で耐久性もシルエットも全く違ってきます。
しかし、残念なことに、ハイブランド品ですら近年大量生産に偏ってきています。
お手持ちにスラックスの股、一度確かめてみて下さい。
しっかり股割りがされてますでしょうか?

スラックスの股
スラックスの股

非常に簡単ではありますが、
皆様が現在ご利用いただいているクリーニング店様やご近所のクリーニング店様が良質な店舗であれば何よりです。
大切な洋服を長くご着用いただくための参考になれば幸いです。